第一章
スタート前の太鼓の演奏
ドンどこドンとおなかに響く激しい音だぜ
美濃ステージはこんなふうに
「街がこのステージを盛り上げていくで!」という感じがとてもした。
いろんな幼稚園から高校生までが沿道に集まり選手を応援してた。
もうここら辺の学校全部ちゃうか!ってぐらいいろんなところにいたな
そういえば雅様も「個人的にはみのがベストレース」とかいってたっけ
レースの結果的には
福島選手が鮮烈なアタックを決め今年のツアーオブジャパン初の日本人勝者になって
激しく感動したわけだけども
僕はゴールをゴール地点ちょっと後ぐらいで見ていて
ちょうどゴールの瞬間を捉えるために陣取ってるカメラマンの集団の前ぐらいですね
そのうちの一人のカメラマンが突然「普通ではない」動きで
ゴールのずっと先にカメラを向けたんだった
事故がおきたらしくて。
「何でゴール後に!?」と思ったけど
僕って激しい怪我しない程度の落車なら見たい派じゃないですか
どきどきしながら見に行ったら
地面に横たわって完全に意識がなく人形みたいになっている女性を見て背筋がぞっとした
ニュースで調べたら
「ゴール後の選手に駆け寄ろうとしたチーム関係者を止めようとしたゴール付近の整理係をしていたイベント運営会社パートの女性が選手とぶつかった」とゆう
たぶん女性は「何人たりともコースに入れるな」という指令を受けていたのだろう
なのでコースに入っていく人を無理にとめようと急にうごいたら
それを選手がよけられなかったという感じか
美濃ステージのニュースで「地域が一体となってやろうとする行政の方針はいいが、市民には自転車レースのルールさえ浸透していない」とかいうニュースがあって
実際僕が見てた回りでも「何で逃げてんのに誰も追わんの」とか「アタックって何」「知らん」という話はよく聞いたなあ
たぶん僕ぐらいの「だいぶいい加減に自転車レースがすき」ぐらいの人でも
ゴール後に誰かが選手に近づいたといても(あああの人たぶんチームの人ね、いま急に自分が動いたら逆に危ないよねそういうこと今中さんとか栗村監督が言ってたもん)と見たことある光景として流しただろうけど
たぶん女性に指示をした人自体があまりレースを知らないのではなかろうか
逆の可能性としたら
その「チーム関係者」自体にも「コース上に入ったらあかん」という指示はあったはずだし、「チーム関係者」のオーラとか振る舞いをしていなかったのかもしれん
昨日も思ったけど
補給所の人が各チームのジャージを着てない
テレビでヨーロッパのレース見ててもまあそんなことはないとおもうんだけど
なんで補給を渡す人がカッパとか普通のウインドブレーカーとかを着てるのか
今日の美濃ステージはここにも書きましたけどすごく近くで選手とかを見れて。
うれしかったんだけど
そういう見方をすればすごい「身内同士」みたいな雰囲気あって
「えーっ」って感じがあったな。
「仲いい者同士で結構大きなことやって面白かったらいいじゃん」という。
草野球的な。
「プロフェッショナル!」って匂いが全然しなかったです
プロっぽかったのは福島康司選手新城選手、、、
梅丹本舗・GDRは全体的に「プロ臭」がしたかな
後は別に、、、って感じ
まーぼかあヨーロッパに行ったことさえないんですけど!
とにかく
この事故きっかけでしみじみと(いろんな意味で浸透してないよなあ)と思って。
女性が意識不明の重体というニュースはあるけど
回復したというニュースがないので嫌だ
回復してますように
ってことで、、、
現地レポートです!!!!!!